2022年06月14日 15:27

「空き家活用」株式会社が運営支援する「HYPHENATION in NOBEOKA」による「空き家のDIY体験イベント」の開会式が、6月4日、延岡市コワーキングスペースにて開催された。
「HYPHENATION in NOBEOKA」は、令和3年8月より、宮崎県延岡市より業務委託を締結した「延岡市空き家利活用モデル業務」の推進を目的とした事業公募プログラム。その公募対象となる山下新天街アーケードにある空き家が、DIY体験イベントの舞台となった。本イベントには、30代から50代の延岡市民6名と、地元の高校生5名による計11名が集まった。
開会式では、延岡市長が、商店街空き家の状況や、今後、延岡市で計画している取り組みについて紹介。また、延岡市出身で元競泳選手・松田丈志さんが、山下新天街アーケードに関する想い出や、延岡市の空き家対策に共感する参加者へ喜びの言葉を述べた。開会式終了後には参加者全員で山下新天街アーケードへ移動し、ついたての作成体験、室内の塗装体験、塗り壁体験などのDIYを体験。
参加した高校生からは、「みんなと楽しくイベントができた」「普段しないような経験をさせてもらった」といった回答も。空き家活用株式会社の和田さんは「地元の高校生がこの体験をきっかけに将来、商店街で起業してくれたら嬉しい」とコメントした。
「HYPHENATION in NOBEOKA」は、4月1日より1次審査による応募を開始。計17件の申し込みがあり、のべ12事業者・個人15名が参加した。事業公募は専用ウェブサイトにて今年の7月31日まで受け付け。