2022年04月26日 10:00

専門学校HALは、田んぼの自動抑草ロボット「アイガモロボ」を開発する「有機米デザイン」との産学連携プロジェクトを実施した。
専門学校HALは、東京・大阪・名古屋のターミナル駅前に校舎を構え、ゲーム、CG、ミュージック、カーデザイン、ITまで、IT・デジタルコンテンツ分野の即戦力を育成している専門学校。有機米デザインは、有機米の栽培における課題を解決し、農業者の所得向上と有機米マーケットの拡大に取り組むことを目的に、有機米栽培の大きな課題となる除草作業を省力化する自動抑草ロボットの開発や有機米栽培のノウハウの確立に向けた研究開発に取り組む。
HAL×有機米デザイン「アイガモロボ」デザインプロジェクトは、HAL東京・HAL大阪・HAL名古屋3校のカーデザイン学科の学生を対象にした産学連携プロジェクト。来年度以降に販売される「アイガモロボ」の新デザインを、クルマをはじめとしたプロダクトデザインを学ぶ、カーデザイン学科の学生たちが考案。元・日産自動車エンジニアで有機米デザイン取締役の中村哲也さんをはじめ、プロやユーザーである農家の人々の審査により優秀3作品が決定された。表彰式では、金賞・銀賞・銅賞の各学生が表彰され、見事金賞に輝いたHAL東京・中村哲さんデザインのプロトタイプが初公開された。今回、金賞に輝いた中村さんのデザインは来年度以降、実際に販売される「アイガモロボ」のデザインとして採用されている。