2022年04月07日 09:35

日立ビルシステムは、日立製作所とともに、エレベーターの完成イメージをWeb上で容易に作成、確認できる「3D Design Simulator(3次元デザインシミュレーター)」を開発し、日立ビルシステムのWebサイトにて公開した。
今回開発した「3D Design Simulator」は、最新の標準型エレベーター「アーバンエース HF」の乗りかご内や乗り場の仕様を一覧から選択し、実機を細部まで再現した3次元コンピュータグラフィック(3D CG)で完成イメージを確認できるツール。ワンクリックで自由に組み替えて完成イメージを作成し、拡大・回転させることができる。
「3D Design Simulator」は、専用のデザインソフト等は不要で、汎用的なPCからWeb上で操作が可能。シンプルな画面構成で、アイコンや画像ボタンを多用したGUI(Graphical User Interface)を採用し、専門知識がない人でも直感的に操作できることをめざした。
対象となる標準型エレベーター「アーバンエース HF」は、日立昇降機製品・サービスの開発コンセプトである「HUMAN FRIENDLY(HF)」に基づく意匠デザインを特徴としており、従来にないシンプルな内装の「CLEAN」と、木目柄とシルバー色の組み合わせで落ち着きと開放感のある空間を実現した「CLASSIC」の2系統の推奨デザインを用意し、推奨デザインをベースに仕様の組み替えを検討する操作手順とすることで、利用者のスムーズな検討を支援する。