2022年04月04日 12:53

北陸銀行および北海道銀行は、両行共通の融資商品として、ほくほくサステナブルファイナンス「SDGs定型目標型:ほくほくThree Targets」の取り扱いを開始した。

サステナブルファイナンスは、ESGなどの側面における企業が直面している課題を金融面から支援する投融資。2021年9月に、国際資本市場協会(ICMA)等が公表している国際的な基準に準拠する仕組みである、ほくほくサステナブルファイナンス「サステナビリティ・リンク・ローン型」、「グリーン・ローン型」の取り扱いを開始している。

「ほくほくThree Targets」は、同社グループで設定したSDGsに関する11の定型目標より3つを顧客に選択してもらい、それらの目標のうち一定期間の中で2つ以上達成した場合、適用金利を0.1%引き下げする融資。2015年に国連においてSDGsが採択されて以降、投資家によるESG投資の拡大、政府の2050年「カーボンニュートラル宣言」などを背景に、企業規模に関わらずサステナブル経営の重要性が高まってきている。同商品は、同社グループが独自に「裾野広く簡単」をコンセプトに設計した、幅広い企業を対象とする融資商品であり、顧客に選択してもらう3つの目標(Three Targets)の達成を通じ、企業価値の向上と持続可能な地域社会の実現に近づいていくという、「お客さまのサステナブル経営」の一助となることを目的としている。

融資金額は1000万円以上5億円以内。融資期間は2年以上。手数料は北陸銀行・北海道銀行所定の設定。取扱開始日は4月1日。

北陸銀行