2022年04月01日 19:03

バンダイナムコアミューズメントは、3月23日より本社ビル(住友不動産田町駅前ビル)で使用する電力の全量を実質的に再生可能エネルギー由来の電力に切り替え、オフィス業務で発生するCO2排出量を実質ゼロにした。
現在、バンダイナムコアミューズメント本社ビルには、グループ3社の本社が入居しており、年間で消費する電力量は約87万9591kWh、CO2換算で約373.8t-CO2となっている(2020年度実績)。今回の再生可能エネルギー導入は、住友不動産の協力のもと、東京電力エナジーパートナーの実質CO2フリー電力料金プランを活用し、全館で使用する電力を実質的に再生可能エネルギー由来の電力に切り替えることで約140トン分の二酸化炭素を実質ゼロにするもの。バンダイナムコグループでは、「サステナビリティ方針」を制定するとともに、脱炭素化に向けた取り組みとして、2050年までに自社拠点におけるエネルギー由来の二酸化炭素排出量を実質ゼロとする中長期目標を掲げている。
同社はバンダイナムコグループの約7割の二酸化炭素を排出するアミューズメント事業を行う中で、マテリアリティの一つである「地球環境との共生」の脱炭素化の推進において重要な役割を担っている。既に「ガシャポンのデパート」など、電力使用を抑えた施設開発のほか、一部アミューズメント施設やグループの施設では再生可能エネルギーの導入を進めているが、オフィス拠点を完全再生エネルギー化するのは今回が初の取り組みとなる。