2022年03月17日 12:01

株式会社「おてつたび」は、「せとうちファンづくりプロジェクト」と連携。せとうち3市(竹原市・三原市・尾道市)において、地域事業者の人手不足を解消しながら地域産業にふれるきっかけを作り、3市のファン(関係人口)が継続的に創出される仕組みづくりに取り組んでいる。
今回は、三原市大和町にて広島中央農業協同組合(JA広島中央)と連携し、地域の農業に興味を持つ人を対象にマッチングを実施。仕事としての農業を経験するとともに、地域の農家やJA広島中央との交流の機会を提供する。企画名は「三原市大和町でいちごの収穫・販売と果樹(なし・さくらんぼ)の摘果のお手伝い」。
自然豊かな大和町は、標高340~570メートルにあり、昼夜の寒暖差を生かした農業が盛ん。JA広島中央管内でも農作物の販売高が最も高い地域となっている。しかし10年前に約6400人であった人口は、現在は約5000人と2割減少。また65歳以上が半数超を占めるなど、人口減少・高齢化が進み、農業の担い手不足も深刻化している。一方で、おてつたび登録者の60%が農業に興味があると回答しているように、農業への関心度は高まっているが、気軽に一歩目を踏み出す機会はまだまだ少ない。
そこで「おてつたび」により、「三原市大和町の農家」と「農業に関心のある人」をマッチング。地域の担い手を県内外から呼び込むことで、地域に交流を生み出し、これから職業選択を考える人が就農への意欲を高めるきっかけづくり創出を目指す。実施期間は4月17日~23日。3月17日より募集開始。詳しくはこちら。