揚羽は、企業で働く人々の業務・職種の魅力を発見するワークショッププログラム「Career Draw」を2月にローンチした。

「Career Draw」は、その企業での職務を通して得ることのできるスキルを言語化したのち、キャリアマップデザインの形式で具体的に可視化し、将来のキャリアの可能性の拡がりを実感することができるワークショッププログラムだ。異なる職種の社員を集め、業務を通して身につけたスキルや経験をプログラムに沿ってシェアすることで、同社社員に共通する素養や、各職種ならではの魅力を明確に言語化する。整理された魅力をもとに、各職種で得られるスキルや経験が一覧で見渡せるキャリアマップをデザインに起こす。デザインは採用パンフレットや会社紹介の際のプレゼンステーションスライドなど、採用シーンにおいて学生に企業の魅力をより具体的に、楽しく伝えることができる資料として幅広く利用できる。

揚羽が多くの企業の採用広報をサポートする中で、「BtoB企業のため、仕事内容が学生に理解されにくい」、「BtoC企業だが、若手が担う現場の仕事イメージしか伝わらず、その先に続くキャリアへの興味を持ってもらえない」など、業務・職種への理解促進に悩む企業が多数あった。「Career Draw」は、ワークショップを通じて各職種の魅力をリアルに棚卸しでき、また、若手が担う現場の職務がどう将来のキャリアアップに結実するのか、新たな可能性につながっていくのかを発見できるため、学生がその企業の仕事にやりがいや自己成長の機会を見出すヒントを提供できるツールとなり得る。

揚羽