2022年02月14日 16:11

損害保険ジャパンは、丸の内仲通りにて1月22日~25日の期間に実施された、屋内外を結合した3Dデジタルマップによるロボット自動走行環境形成の実証実験に協力参加。自動運転リスクアセスメントと、自動運転専用保険を提供した。

これは、大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、アイサンテクノロジー、三菱地所、三菱地所設計が実施したもの。期間中は、丸の内仲通りアーバンテラスに設置された指定のテーブルより、スターバックスコーヒー丸の内三菱ビル店での遠隔注文が可能となった。

注文した商品をロボットがテーブルまで配送。大丸有エリアで働くオフィスワーカーや来街者を中心に、約100人が、屋外のテラス席にいながら屋内店舗への遠隔注文とロボットによる配送を体験した。アンケートの結果、注文操作や配送に関する待ち時間等での課題はあるものの、「今後も、仲通りの空間活用の向上のため、ロボットを活用した様々な実証・実装が行われることを期待」する人が100%(全59件)となった。

本実証は、大丸有スマートシティ推進コンソーシアムが採択を受けた、2021年度「国土交通省(都市局) /スマートシティモデルプロジェクト(継続採択/3年目)」の一環。ロボットフレンドリー環境をテーマに、「汎用的な3Dデジタルマップの構築(デジタルツイン基盤)」「歩行者・モビリティ・ロボットが共存するウォーカブルな空間(都市のリデザイン)」を検証することを目的としている。