2022年02月02日 15:29

インプレスR&Dは、2月2日、個人向けの出版支援サービス「ネクパブ・オーサーズプレス」で紙書籍を出版したユーザー向けに、クリックひとつで電子書籍出版用の原稿ファイルに変換・生成できる新機能「電子書籍かんたん変換」を試験公開開始した。
同社はデジタルファーストの次世代型電子出版プラットフォーム「NextPublishing」を運営する企業。また自らも、NextPublishingを使った「インターネット白書」の出版などIT関連メディア事業を展開している。「ネクパブ・オーサーズプレス」は、「だれでも基本無料で」「紙の本や電子書籍を」「出版社を通さずに完全個人で」「自由に作った原稿をそのまま」「価格や発売日も自分で決めて」「在庫を抱えることなく」「1冊からAmazon.co.jpで出版できる」、個人出版の支援サービス。メジャーな販路での出版・販売のハードルは大きく下がり、商業出版では難しくなっている専門性の高い企画や、自由度の高い出版を実現する著者や書籍が数多く生まれている。嗜好やニーズが多様化した現在と親和性が高いのも強みだ。
「ネクパブ・オーサーズプレス」独自の新機能である「電子書籍かんたん変換」は、電子書籍ファイルの作成ソフトウェアLeMEと連携しており、ネクパブで紙書籍を出版すれば、同内容の電子書籍を出版するための原稿ファイル(EPUB/固定レイアウト形式)を1クリックで作成することができる。これにより、同一タイトルの紙書籍と電子書籍の両出版がより手軽に実現可能となった(当面の間、試験公開)。