2022年02月01日 16:07

株式会社「アルム」が開発・提供する医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」が、世界累計30カ国、1000医療機関への導入を達成した。
Joinは、アルムが開発・提供する、医療関係者がセキュアな環境でコミュニケーションをとることができるアプリ。標準搭載されたDICOMビューワーで医用画像を閲覧、チャットに共有することで、夜間休日などに院外にいる医師へのコンサルテーションツールとして活用できる。また、救急患者の転院時の病院間連携・情報共有などにも利用されており、2016年に日本で初めて保険診療の適用が認められたプログラム医療機器となっている。
アルムは、これまで世界9カ国(日本、米国、ドイツ、アラブ首長国連邦、ブラジル、チリ、台湾、マレーシア、ケニア)に拠点を持ち、Joinをはじめとする医療ICTソリューションを提供してきた。各国の政府および現地医療機関との連携により、医療ネットワークを構築。医療資源の不足・偏在の解消、医療の質の改善、医療レベルの向上に必要な医療教育の推進を行なっている。各国において好評をはくし、2022年1月に世界累計30カ国、1000の医療機関への導入を達成した。
今後は、世界に広がったJoinの医療ネットワークを活用し、越境での医療支援や、手術画像配信等による医療教育を推進。さらに、医療AIやモバイル医療機器と連携することで、遠隔医療の体験を向上するとともに、遠隔地からでも専門医療を受けられる体制を構築。医療の格差やミスマッチの解消と、公平な医療福祉の実現を目指す。