2021年12月10日 15:00

全国木材協同組合連合会は、2019年から運営している「Love Kinohei ラブキノヘイ」(ラブキノヘイWEB)にて、木製エクステリアについてのよくある質問、Q&Aコーナーを公開した。本メディアは、木のある暮らし・木の街づくりを提案するWEBマガジン。

日本の森林は国土の約7割を占め、このうち約4割が戦後に人の手で植えられた人工林。この人工林が今まさに利用期を迎えている。一方、2021年10月22日、地球温暖化対策計画が閣議決定され、新たな温室効果ガスの削減目標に対する対策が決められた。このうち森林吸収源については、2030年度に3800万CO2トン(2013年度総排出量比2.7%)の目標が掲げられている。木は成長期により多くのCO2を吸着するため、「伐って、使って、植えて、育てる」といった森林資源の循環利用を確立する必要がある。

そこで、これまで使われにくかった箇所、外構(エクステリア)や中高層建築(木造ビル・木造マンション・公共建築等)に木を使い、より長く使ってもらうために情報を提供。インターネットの検索ニーズ調査をもとに、よくある質問Q&Aというスタイルでのコンテンツを開発することになった。回答を含む全文章はこちら

今後、12月3日に、森林のサイクル・環境編、木のエクステリア編を公開し、1月には、AXISとのタイアップ企画として、都市の木質化編を公開する予定。また、運用するSNSアカウントやメールマガジンにても順次1問ずつ紹介を行う。