2021年08月19日 12:04

いきものクッキー専門店kurimaro collectionは、下水によるCOVID-19流行検知や微生物による下水処理を研究している金沢大学の本多了准教授と共同開発した「微生物クッキー」を8月17日より販売する。

新型コロナウイルスの流行によって、肉眼では見えないミクロの世界との関わり方を考えざるを得ない状況になっている今。微生物に対して悪い印象を持ちがちだが、人の体内整備や、環境保全、エネルギー循環など、私たちが恩恵を受けている微生物もたくさん存在する。人との関わりが密接なものの、発見されている微生物はごくわずかと考えられており、未知微生物の発見や応用への研究は、環境・健康福祉・産業応用面から持続可能な社会を創るために重要性が拡大している。

あらゆるいきものを主人公と捉えるkurimaroでは、今年の梅雨時期限定でカビ菌を主役にした「カビーンズ」を販売・好評を得た。今回は微生物の個性やつながり・機能に着目。「微生物はヒーロー」と考える本多了准教授と共鳴し、社会を良くするために活躍している微生物たちの存在を知ってもらうことを目的にコラボレーションが実現した。微生物の役割を通して、環境やエネルギー問題を考える機会の創出を狙う。

価格は432円(税込)~。販売期間は8月17日~11月10日(世界科学デー)。販売場所は店舗・公式サイト(愛知県・金沢市内にて販売場所調整中)。

kurimaro collection