2021年08月05日 14:59

アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)は、大垣市(岐阜県)が取り組む協働実証実験「Urban Innovation OGAKI(アーバン・イノベーション大垣)」に参加するスタートアップ企業の応募受付を開始した。

UIJはスタートアップ企業との協働実験を通じて自治体が抱える社会課題を解決するプロジェクトで、2018年の本格始動からこれまで全国14の自治体とプロジェクトに取り組んできたが、大垣市との取り組みは今回が初めてになる。大垣市は「ものづくり ひとづくり都市 大垣」の実現を掲げ、この地域におけるIT技術の創出・促進の拠点であるソフトピアジャパンを中心にしたエリアには、世界のIT業界をリードするグローバルレベルの企業から、新たなビジネスモデルの成功を目指すベンチャー企業まで、多様な企業が集積し、新産業や雇用の機会を創出している。

これまでのUIJは自治体内の様々な課題を庁内において広く集め、スタートアップ企業に公開・提示する形式で行ってきたが、今回の大垣市の実証実験ではテーマを「防災」ひとつに絞って4つの課題に取り組む。UIJにとっては実験課題を特定の分野に限定した形での初めての試みとなる。また、課題の一つを「防災施策のデジタル化に関する自由提案」とし、スタートアップ側から自由な発想・提案を受け付けているのも大きな特徴だ。

実証実験への応募締切は8月29日。書類審査を経て、順次面談を実施し、10月上旬に採択企業を決定する予定。

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