2021年07月28日 12:37

インシンクは、日本の価値ある飲食ブランドの力になるため、成長する中国飲食市場にゼロ投資で展開できる新サービス「GENU」を発表した。

中国デリバリー市場は年間11兆円の規模があるものの、消費者の好みは多様化しており、消費者は新しい本物の選択肢に飢えている。特に本物の日本食は高いニーズがあるものの、市場にはほとんど流通していない。一方、日本の飲食ブランドはコロナ禍で苦境に立たされているが、中国に進出するにはリスクが高く、進出が困難だ。

「GENU」は、本物の日本食を、海外の消費者に直接提供し、店先3000kmも収益獲得範囲とすることを可能にする全く新しいフード流通テクノロジー。「GENU」は店舗を出さずに海外市場から収益を得ることができ、販路を拡大したい飲食ブランドにとっては大きなチャンスとなる。また、消費者に飽きられない選択肢を提供したい海外のデリバリーを中心とした飲食店にとっても、大きなビジネスチャンスとなる。その結果、海外の消費者にも、本物の日本食を楽しんでもらうことができるようになる。

「GENU」では、日本の飲食ブランドのレシピを料理の素材やパーツごとに分解し、中国の工場で半加工品を製造。現地の加盟飲食店が仕入れて最終調理し、消費者に届ける。協業第1弾として、7月26日「アジアのベストレストラン50」でベストパティシエに選ばれた庄司夏子シェフが監修する「natsuko.ete」のチーズケーキの販売を深センで開始する。

インシンク / GENU公式インスタグラム