2021年07月28日 12:28

Lexiは、オフィスを貸したいビルオーナーと、オフィス移転を検討しているテナント企業を直接マッチングさせるオフィス検索サイト「SERECT(セレクト)」β版を7月27日にローンチする。

「SERECT」は、日本初(同社調べ)の「貸主と借主を直接つなぐ」オフィス探しサービス。既存のオフィス検索サイトはほとんどが仲介会社によって運営されており、仲介手数料がかかることや募集物件の情報精度の低さなどの課題を抱えていた。「SERECT」では仲介会社を挟まずにチャットで物件オーナーや管理会社と直接やりとりができることにより、スピーディーに情報を入手することができる。また、仲介会社を挟んでオフィス移転をする場合、賃料の1カ月分の手数料がかかることが一般的。「SERECT」ではオーナーと直接やりとりができるため仲介手数料がかからず、コストを抑えることができる。さらに、その物件のことを最もよく知っているオーナーや管理会社がやりとりを行うことで、非常に高い情報精度を実現している。希望の条件や要望を登録していればオーナー側から直接好条件のオファーを受けられる可能性もある。

これまで、ビルオーナーが借主を探す際は仲介会社に協力を仰ぎ、人海戦術で物件の募集を進めることが一般的だった。しかし、移転テナント企業の母数は圧倒的に少なく、営業効率が低いことから営業先のほとんどはいわゆる「空振り」となってしまうことも少なくない。「SERECT」を活用することで「どこで」「どんな企業が」「どんな条件で」物件を探しているか分かるようになり、営業効率の改善に繋げることができる。

SERECT