2021年05月27日 12:56

木村創建は、急ぎ便の依頼に困った荷主(企業)と空き車両を有効活用したい運送業者をつなげるマッチングアプリ「トラックシェアリング」の提供を開始する。

近年運送業界では運賃の叩き合いにより、中小零細企業が正当な運賃で仕事を受けられない状態が続いている。そして、行きの荷物はあっても帰りの荷物を探すことができずに空車で走って帰ってくる。という現状もある。急ぎ便や手配のミスで困っている荷主と空車を持て余している運送業者を繋げる事ができればお互いが「WIN X WIN」になると思い、「トラックシェアリング」を開発した。

「トラックシェアリング」により荷主は、スマホさえあればいつでもどこにいても配送依頼が可能。電話やFAXでのやりとりが不要になる運送業者が荷物を引き取った段階でGPS機能が作動し、リアルタイムで荷物の場所が分かるシステムだ。不明点や質問があればチャット機能があるので、荷主、運送業者、ドライバーの3者で同時にコミュニケーションを取ることが可能だ。国交省が提示する標準的運賃を採用し、急ぎ便でも不透明な運賃を請求される事はない。

運送業者にとっても、業界初の入金サイクルにより、月~日曜日の取引分の運賃は翌週の金曜日に登録時の指定口座へ自動入金され、入金漏れ、遅延の心配が一気に解消される。入札などの手間や値段の叩き合いをする必要が無く、いつでも適正な運賃で仕事を受ける事が可能。希望の都道府県を検索機能に追加しておくだけで運送業者WEBシステムにリアルタイムで案件が自動通知される。

トラックシェアリング