2021年05月25日 15:12

ラディウス・ファイブ(RADIUS5)は、AIを用いて6種類の似顔絵を生成する新サービス「Portrait Drawer(ポートレイト ドロワー)」をリリースした。

同社は「人の創造性を最大化する」をビジョンに掲げて、クリエイティブやエンタメに関連するAIを提供するスタートアップ企業。今回リリースした「Portrait Drawer」は、数多ある似顔絵需要に応えるために開発した。ビジネスユースでは、芸能人の似顔絵制作や名刺、チラシ、パンフレット等での利用、コンシューマーユースでは、SNSのアイコンや結婚式のウェルカムボード、寄せ書きやノベルティへの印刷などで利用することができる。

「Portrait Drawer」では、1回のAIの処理で6種類の似顔絵を生成。顔を中心に512×512pxのサイズで正方形に切り抜いた似顔絵を5種類に加えて、おまけとして人物が全体的に写る領域で切り抜いた1種類の合計6種類の似顔絵を生成する。一般的に、写真を元にしてイラストレーターの人が似顔絵を作成すると30分~数時間程度の時間がかかる。「Portrait Drawer」では、写真をドラッグ&ドロップして30秒程度待つだけで似顔絵に変換できる。また、似顔絵制作をアウトソースすると、一般的には手作業の場合は数日程度の納期と数千円以上の予算が必要。「Portrait Drawer」では、月額無料のエントリープランの場合、480円で6種類の似顔絵を生成することができる。

Portrait Drawer