2021年05月21日 08:17

tacomsは、複数のデリバリー/テイクアウトサービスからの注文を一元管理できる飲食店向けSaaS「CAMEL(キャメル)」を正式にリリースする。
現在、多くの飲食店では、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、Uber EatsやDiDi Food、foodpandaなど様々なデリバリーサービスの導入を進めているが、その結果、飲食店の厨房内では各サービス用の注文受注用端末が溢れる、サービスごとに管理画面にログインしてメニューの更新作業を行わなくてはならないなどの問題が発生している。
「CAMEL」では、連携する全てのデリバリー/テイクアウトサービスからの注文を1枚のタブレットで一括で受注することを可能にするため、簡潔な店内のオペレーションで新しいデリバリープラットフォームに出店することができ、管理コストの削減・売り上げの最大化が実現できる。また、注文の受注のみならず、商品の品切れ設定や、レシートプリンターと連動した帳票の印字なども可能だ。
「CAMEL」の正式リリースに先立ち、tacomsではANRI、EastVentures、その他複数の個人投資家より第三者割当増資による資金調達を実施した。今回の資金調達をもとに、飲食店のデリバリーインフラとなれるよう、製品の開発と採用の強化に注力していく。