2021年03月19日 16:47

不動産、介護、保育、ホテル、飲食、旅行、酒造と様々な事業を展開しているシマダグループは、グループの垣根を超えた横のつながりの社内ファミリー制度「ヨコイト」を、3月1日よりスタートした。

シマダグループは、もともとお花見、部活動、バーべキュー、海外への社員研修などグループの垣根を超えたイベントが多く、横のつながりが強い企業。しかし、昨年より続いている新型コロナウイルスの影響で社内イベントの開催が難しくなり、横のつながりが発揮しにくい状況となった。そこで2021年限定の企画として、部署内の縦のつながりではなく、各部署を飛び越えた横のつながりを強め、少しでも元気になるようにと、ファミリー制度「ヨコイト」が開始された。

まずファミリー長を筆頭に、1グループ10人から12人のファミリーを21つくった。4月入社の新卒新入社員は、どちらかのファミリーに属することになる。1ファミリーの年間予算は50万円。1ファミリーの予算の使い道に細かいルールはなく、全員が納得する使い道を、自分たちで考えるのが唯一のルールとされている。社員は様々な場所に勤務しているので、打合せは社内システム上か、テレビ会議で行う。

上司、部下、年次、部署など関係なく、グループの垣根を超えたグループとしてコミュニケーションがとれる環境は、スキルだけでなく社内文化を形成することも期待できる。ちょっとしたことを気軽に話せる関係性を社内でも構築し、離職率の低下も目指す。