2021年03月19日 16:38

リクルートスタッフィングは、テレワークで就業する派遣スタッフの上司(指揮命令者)と、テレワークで就業する派遣スタッフそれぞれ412名を対象に、 テレワークを行うことで身につくスキル、「テレワーク力」の実態調査を実施した。

まず、派遣先の上司(指揮命令者)に派遣スタッフがテレワークによって身についた、レベルアップしたスキルについて聞いたところ、約6割が、派遣スタッフの「役割遂行力」「判断する力」「伝える力」「受援力」に該当するスキルが向上したと回答した。

具体的な項目としては、「業務を進める上で、自分で判断できるような判断軸を事前に指揮命令者とすり合わせすることができる(70.4%)」=役割遂行力、「自分がどの仕事にどれだけの時間がかかるか理解できる(69.2%)」=判断する力、「業務内容を周囲にもわかるように共有できる(64.3%) =伝える力、 「一人では解決できないことが起きた時に周囲に相談できる(67.7%)」=受援力、などが上位に挙げられる。派遣スタッフ本人においても、半数以上が同様のスキルがテレワークによって身についた、レベルアップしたと回答している。

また、「今後派遣スタッフの導入において、テレワークの経験があることをどの程度重視するか」と質問したところ、テレワークで就業する派遣スタッフの上司(指揮命令者)の62.1%が、テレワーク経験を重視すると回答した。