2021年02月24日 15:03

Agrihub(アグリハブ)は、農業協同組合(JA)等の農産物販売事業者向けの農薬適正使用管理に特化した業務管理システム「AGRIHUBクラウド」をリリースする。
生産者にスマートフォンアプリ「AGRIHUB」、JAに「AGRIHUBクラウド」を導入することで、「AGRIHUB」に登録された栽培データをリアルタイムで共有できるだけでなく、現在課題となっている、農薬検閲業務時間の大幅な削減と農薬誤使用の防止をより確実にする。これまで手書きが中心だった農薬帳票は、日々の農業日誌を生産者が「AGRIHUB」に記録するだけで、自動で作成し提出される。またJA職員は「AGRIHUBクラウド」を利用することで、一件一件農薬登録情報を調べることなく、生産者の農薬使用履歴を一目で検閲することができる。さらに「AGRIHUB」では、所有する農薬の残り使用可能回数を自動で適正範囲に制御しているため、生産者の農薬誤使用を未然に防ぐことが可能だ。
同システムを導入することで、生産者・農産物販売事業者ともに大幅な業務改善ができ、労働コストの削減だけでなく、より正確な農薬使用へとつながる。ひいては、農薬管理に充てていた時間を、現場での作業や営農指導などに使うことができ、農産物の出荷量増加につなげることができる。既に多くのJAから反響があり、複数のJAと来年度導入に向け契約を進めている。