2021年02月05日 17:14

イードア並びに、新潟大学は、2020年12月25日、起業家育成プロセスのモデリングに関する共同研究契約を締結、2月より研究活動を開始した。

イードアは、起業家・経営者の生き方を研究するメディア「Focus On(フォーカスオン)」を運営し、これまで累計約70名の起業家・経営者の人生に取材密着し、幼少期から今に至る意思決定と行動選択のプロセスにまつわる情報を収集蓄積してきた。そのデータならびに同プロセスを通した今後のデータに対し、新潟大学経済科学部・伊藤龍史准教授の研究室の定性的比較分析手法を用いることにより、論文・学会発表・教育ツールや教材の開発提供・サービス構築に取り組む。本年度の共同研究では起業家個々に焦点を当てるのに対し、次年度以降を目途に、成長するチーム・組織の傾向、相性など相互関係にまつわる研究活動も行っていく予定だ。

また、アントレプレナーシップとは自己の生き方を社会と等身大でぶつける姿勢である側面を持つと考え、子どもの教育現場にての活用も目指す。学習指導要領の改訂により、2022年度より高等学校で本格的に始まる「総合的な探究の時間」などで、子どもたちが未来を考える際の探求のきっかけに使ってもらえるものとして提供することを目指している。

本共同研究を通じて生まれる予定の活動としては、「どのような経験をすれば起業家になるか?」のデータをもとに伊藤研究室内ベンチャリング・ラボなどにて起業家育成の講座を提供、企業内に挑戦者を生むためのナレッジ、モデルを用いた研修サービスの提供など。

イードア