2021年02月04日 18:51

伊藤忠インタラクティブはフェンリルと共に、低コストで簡単に、自由なVirtual Reality空間を構築できるウェブサービス「VR VENUE」のサービス提供を開始する。

「VR VENUE」は、WEBブラウザで従来のホームページと同じ感覚でアクセスできるVR空間を、簡単に低価格で、企画・開発・運用までワンストップで提供するサービス。オープンソースであるHubs Cloudをベースにしており、アマゾンウェブサービス(AWS)上のクラウドサーバ環境で動作し、コンテンツ管理システムを含むVR空間の公開を可能にしている。ユーザは、ヘッドマウントディスプレイや特別な機材・ソフトウェアのインストールなど必要なく、いつでもどこでもパソコンやスマートフォンさえあればVR空間へのアクセスが可能になり、空間内で自分の好みのアバターで会話等を楽しむことなども出来る。また、VR空間運営者は、各社オリジナルのVR空間を低コストで簡単・スピーディーに構築できる。

WEBサービスの開発・デザインを強みとするIICとデジタルデザインの大老舗フェンリルというデザインを軸として長く実績のある2社で協業し、冷たい印象を持たれがちなVR空間内に日本ならではの愛着の湧く親近感を追求したUXの実現を目指し、コロナ禍でも「人のぬくもりが感じあえるコミュニケーションツール」をテーマに、サービス展開を行っていく予定だ。