2021年02月03日 16:09

ファーストリテイリングは、持続可能な社会の実現に向けたビジョンと最新の取り組みをまとめた「ファーストリテイリング サステナビリティレポート2021」を発行し、公式ウェブサイト上で公開した。
同社は、「服のチカラを、社会のチカラに。」というサステナビリティステートメントを掲げ、服のビジネスを通じて、よりよい社会の実現に貢献する取り組みを進めている。コロナ禍で、人々の生活や意識が変化する中、顧客に信頼され、顧客が安心して服を買うことができる企業・ブランドであり続けるために、こうした取り組みとその背景にある企業理念をより分かりやすく伝えることを目的として、2006年から発行しているサステナビリティレポートを全面刷新した。
巻頭特集では、フランスの思想家・経済学者・未来学者のジャック・アタリさんと、代表取締役会長兼社長の柳井正さんによる特別対談を掲載。2020年10月に実施した、コロナ禍で変わる社会と企業の在り方についての2時間のオンライン対話を採録した。その他、環境問題に取り組む若きスタートアップ企業経営者や高校生、サステナビリティ先進国スウェーデンのオリンピック委員会CEOといった人々のインタビューを通して、多様な視点からサステナブルな社会の在り方を考える。
また、同社が2001年に社会貢献室を設立してから20年間で取り組んできた、世界の難民キャンプや国内外の災害被災者への衣料支援、サプライチェーンで適正な労働環境を実現する取り組みなどの活動と合わせ、同グループの最新のサステナブルな服作りの取り組みなどを紹介している。