2020年10月05日 12:13

セキュアは、7月にオープンした未来型無人化店舗「SECURE AI STORE LAB(セキュアエーアイストアラボ)」で電子値札(ESL)を活用した取り組みを開始した。
「SECURE AI STORE LAB」は、同社が開発・運営する未来型無人化店舗で最新のAIテクノロジーによる顔認証や棚解析、来客分析など監視カメラ等セキュリティの高度化を行いロス削減や業務効率化、新しい購入体験を実験できる店舗だ。
昨今、小売店ではネット通販や競合店との競争、セールなどに合わせて、売価変更が頻繁に行われており、商品の値札やPOPの張り替えに膨大な作業工数と人件費が発生している。また、政府が推奨する「働き方改革」による労働時間短縮と「人手不足」や、新型コロナウイルス対策である「非接触型業務」の対応のため需要が急増している。これらの課題を改善するため、「AI STORE LAB」では電子棚札システムを導入することで、値札やPOPの貼替え工数の削減やWithコロナ時代に適合した新しい店舗オペレーションの実現を目指している。
店舗では、商品棚に設置された電子棚札に商品名・価格・QRコードを表示。来店者は、QRコードをスマートフォンで読み取ることで、口コミなどの商品情報を確認でき、そのまま商品を購入したりお気に入り登録ができる。ESLシステムは、POSシステムで商品や価格の変更情報と連携しており、電子値札に表示される表示内容も自動で更新する事が可能だ。
所在地は、東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル地下1階。