2020年10月05日 10:32

LAplust(ラプラス)は、農作業管理アプリ「アグリハブ」が提供する新しい病害虫診断サービスに対し、AIを活用した病害虫診断エンジンを提供した。

「アグリハブ」は、7000名以上の農家に支持され農業アプリの中でもトップシェアをほこる、農薬検索・農業日誌・売上管理を行う農作業管理アプリ。農業日誌や農薬の検索・散布といった農作業の管理から農作物の売上管理まで、アグリハブのアプリ上で行うことができる。JAアクセラレーター第二期において優秀賞を受賞した。

ラプラスは設立以来、IT化できる余地が大きい農業領域の課題解決を支援するサービスならびに諸サービスを支援するため、AIを活用した技術開発を行ってきた。今回提供した技術は「病害虫診断」を行う画像診断サービスに活用される。現在は、病害虫の被害が出た際には普及指導員に被害が出ている田んぼや畑へ直接来てもらい、鑑定をしてもらわなければ適切な判断や処置が難しいと言われている。この課題に対して本サービスを活用すればスマートフォンで被害状況を撮影し、すぐに病害虫を判定できる。農家は、判定された病害虫名からアプリ内で農薬の検索を行うことができ、迅速かつ適切な処置を行うことが可能だ。

病害虫を早期に特定することは、被害を最小限に抑え、生産量の向上、ひいては売上の向上に繋がる。同社は継続して病害虫診断エンジンのアップデートを行い、常に最新のAIで精度の高いサービスを利用者に届ける。

アグリハブ / ラプラス