2020年09月29日 17:03

オプテックスは、非接触ドアセンサー用の「てをかざすプレート」を、10月中旬より発売する。本プレートは、自動ドア上部の無目に取り付けた専用の自動ドアセンサーとセットで使用するもの。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、人々の日常生活の行動や意識に変化が生じ、自主的な感染予防のための取り組みが推進されている。また、政府から発表された「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」には、業種や施設ごとにガイドラインが策定され、事業者は感染対策の整備や実行を促進している。安心して過ごしていくためには、事業者である店舗側と利用者それぞれが予防・衛生対策を行うことが大切。

「てをかざすプレート」は、プレートに手をかざすと、自動ドアの上部に設置した非接触ドアセンサーがそれを検知しドアが開閉。触れることなくドアを利用できるため、利用者の不安の軽減や店舗の衛生対策を実現する。また、本プレートは、「かざす」を想起できるアイコンと視覚的に認知できる形状に開発した。

ドアのガラス面に設置されるプレートのデザインを変えることで、意識、行動への変化をもたらし、手をかざしてドアを開けることが、感染症が終息した後でも、新しい行動(動作)として普及することを狙っている。さらに、店舗側は新プレートを設置することで、目に見える形で予防・衛生対策を実施し、安心の提供を伝達することができる。販売目標台数は初年度1万枚。