2020年04月16日 11:43

アイリスオーヤマは、AIカメラソリューション事業の中で、新たに「AIサーマルカメラ」の2機種を4月20日より発売する。

同社はこれまで新型コロナウイルスへの対応として、中国の大連工場と蘇州工場の2拠点において、24時間フル稼働でマスクを生産し、6月からマスクの国内生産を開始するなど、市中で入手が困難なマスクの安定供給体制を構築している。また、行政や業界団体と連携を図ることにより政府や行政機関へ積極的にマスクを供給している。今回AIサーマルカメラを発売することにより、人が多く集まる施設における施設内感染や集団感染のリスクを低減する設備の充実を推進する。

今回、発売する「AIサーマルカメラ」は、最大20名同時に体温測定できる「ドーム型AIサーマルカメラ」と、軽量で容易に持ち運びできる「ハンディ型AIサーマルカメラ」の2機種。新型コロナウイルスの感染症問題の長期化と感染者増大を未然に防ぐ水際対策として、温度測定精度の高いサーマルカメラを用い、非接触で発熱者を検出することで施設内感染や集団感染を未然に防ぐ。スポーツ会場やイベント会場、病院や学校、オフィスなど一度に多くの人が集まり利用する施設において、非接触で1秒以内という短時間で、効率的に体温を測定できる。温度測定の誤差は±0.5度と高精度で、あらかじめ設定した以上の温度を検知した場合には画像アラートと音声アラート(ハンディ型には非対応)により、即座に監視者に通知する。

参考価格は「ドーム型」90万円、「ハンディ型」25万円(すべて税抜)。

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