2020年03月17日 12:33

エイベックスは、新会社「コエステ」にて、一般ユーザーやタレント・著名人の「コエ(声)」を収集・蓄積して様々なサービスで活用できるコエステーション事業を、3月17日より開始した。
近年、音声合成技術を取り巻く市場は急速に拡大しており、エンタテインメント分野においても、デバイスとの音声コミュニケーションを好きな声で楽しみたいといったニーズも高まりつつある。そのような中、新会社ではTDSLとの連携により独自性のあるAI・音声合成技術を活用し、タレント・著名人などの実在する人物の声をもとに、声の分身である「コエ(声)」のデータを生成。生成した「コエ(声)」を「コエステーション」プラットフォームに集めて様々な分野のサービスに提供する。
これにより、従来は収録した生の音声や固定の合成音声であった、カーナビの案内、オーディオブック、ニュースアプリなどを、好きなタレント・著名人の「コエ(声)」で楽しめたり、店内放送や駅のアナウンスを、期間限定でタレント・著名人の「コエ(声)」で聴けるなど、新しい体験が創出される。
なお、コエステーションには既に30以上のタレント・著名人の公式の「コエ(声)」が登録されており(2020年3月時点)、今後も様々なタレント・著名人の「コエ(声)」を追加し、幅広い「コエ(声)」のニーズに応える。また、同サービスには一般ユーザーの「コエ(声)」も登録可能で、2020年3月時点で5万人以上の「コエ(声)」が登録されている。詳しくはこちら。