2020年03月04日 16:09

大塚ホールディングスは、経済産業省と東京証券取引所が共同で選ぶ、令和元年度「なでしこ銘柄」に選定された。

経済産業省は東京証券取引所と共同で、2012年度より女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定し発表している。「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、各社の取り組みを加速化していくことを狙いとするものだ。

同社グループは、「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」の企業理念のもと、グローバルで事業を展開するトータルヘルスケア企業。多様な社員の活躍が事業成長の原動力となると考え、これまでもグループ全体でダイバーシティを推進しており、その一環として女性の活躍推進に積極的に取り組んできた。2017年には女性の活躍推進に自主的に取り組む企業の行動原則である「女性のエンパワーメント原則」に署名し、さらに取り組みを進めている。

具体的な取り組みとしては、育児や介護等で原則1年在宅勤務できる「ファミリースマイルサポート制度」や育児勤務制度などの就業支援のための制度の整備、管理職全員を対象とした「グループ横断イクボスセミナー」、女性を中心とした組織横断的な自主勉強会、介護セミナーの実施など、ライフステージごとに両立を支える多様な働き方の支援や、社員が安心して仕事を継続できる事業所内保育所の設立など。現在、様々な組織やプロジェクトで女性リーダーが活躍している。

大塚ホールディングス「ダイバーシティ」