2020年01月27日 15:30

ZAZAが運営するインバウンド向け料理教室サービス「airKitchen(エアキッチン)」は、訪日観光客向けに茶道教室(Tea Ceremony)のサービスを開始した。
昨今、モノ消費からコト消費への変化は日本国内に留まらず、インバウンド市場にも波及している。「旅先ならではの体験」を楽しむことが、旅行の醍醐味だという人も少なくない。訪日外国人の観光に対するニーズが多様化する一方で、日本国内において彼らのニーズを受け入れるための体制の整備が急務とも言われている。
「airKitchen」は、旅行先で家庭料理を教えてくれる地元のホストと、世界の料理を現地で学びたい旅行者をオンラインで結ぶマッチングプラットフォーム。訪日旅行者は「airKitchen」を使うことで、旅先の家庭を訪問し、現地のホストと日本食を一緒に作ることができる。一般的な観光地を巡る通常の旅行と比べ、より深く、ローカルな日本文化を体験することが可能だ。またホストは、「airKitchen」のwebサイトに家庭料理体験を掲載すると、ゲストからリクエストが届く。ゲストを自宅に招き、料理体験を開催することで、収入を得ることができる。
今回開始した茶道教室は、訪日外国人にとって大人気のアクティビティの一つ。ホストは、自宅の和室などを活用して、簡単な茶道教室を開くことも可能。茶道の基本的な作法を覚え、茶道に必要な道具や材料を揃えれば、ゲストにお茶の立て方を教えることができる。
ホスト登録は無料。