2020年01月27日 15:27

ディスカヴァー・トゥエンティワンは、「世界のビジネスエリートは知っている ルーヴルに学ぶ美術の教養」を1月26日に刊行する。

欧米でビジネスパーソンとして活躍している人たちの多くは、美術史をごく普通の教養として身につけている。ビジネスディナーの席や社交の場ではそういった知識を前提に会話が繰り広げられる。しかし、日本では一般的な教育環境の中で、西洋美術に触れる機会は多くない。表面的には対等にビジネスをしているように見えて、本当の意味でのコラボレーションはできない。商談はできても、2時間のディナーが持たなければ、ビジネスパートナーとしての親交を深めていくことは難しいからだ。

西洋美術史を知ることは、その背景にあるヨーロッパの歴史とキリスト教が西洋文明にもたらしてきたものを知ることであり、グローバル社会でのコミュニケーションに役立つ。そして、西洋美術の最高峰の作品が集まるルーヴル美術館は、それらを学ぶための最高の教材だ。

本書は、ルーヴル美術館が所蔵する約6000点のヨーロッパ絵画のなかでも、商談でも社交の場でも最低限おさえておきたい63の名画を収録した。実際の展示に準じて、イタリア絵画、フランス絵画、スペイン絵画、フランドル絵画、オランダ絵画ごとに解説。「西洋美術史」、「名画の読み方」でベストセラーを連発する著者、西洋美術史家の木村泰司さんがルーヴルの読み解き方を紹介する。

価格は2000円(税別)。

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