2019年11月11日 15:43

健康寿命の延伸を目標として活動するキューサイの「100歳まで楽しく歩こうプロジェクト」は、2016年より100歳以上の100名と、その家族・近親者を対象に生活実態調査を行っている。
このたび、医師であり、日本サルコペニア・フレイル学会理事、熊本リハビリテーション病院リハビリテーション科副部長・栄養管理部長の吉村芳弘先生を調査の監修に迎え、「リハビリテーション栄養領域」の視点で、100歳の「食事」「運動」の実態から長寿の秘訣をひも解いた。調査結果によると、元気な100歳100人は、3日間の食事900食のうち、約9割の食事で卵・豆腐などの「たんぱく質」をしっかりと摂取していることが分かった。
また、「誰かと一緒に食事を摂っている人」は8割超で、「自分の歯が残っている人」は約3人に1人、前歯で肉をかみ切れる人は約6割にのぼった。フレイルチェック「指輪っかテスト」は3人に1人がクリア。さらに、元気な100歳は、世間の出来事に関心があり、若い人との会話を楽しんでいることも分かった。