2019年05月29日 17:38

リサーチ・アンド・ディベロプメントは、首都圏在住の20~69歳を対象に「キャッシュレス決済」に関する調査を実施した。
調査によると、スマホQRコード決済の所有・登録経験があると答えたのは29.2%だが、登録者の約半数が使っていないことが判明。登録者数に対しての中止率では、デビットカードに次いでスマホQRコード決済の中止率が高く、登録経験者の半数近くが現在使っていないという結果となった。QRコード決済のアプリ登録は約3割に達するものの、大型キャンペーンなどお得なサービスを利用するために登録したが、「キャンペーンが終われば使わない」という声も多く挙げられた。
また、「クレジットカードで済む」という声も多く、今後の登録者数アップ、利用の定着のためにはクレジットカードとは違うなんらかの価値提供が必要であることが分かった。一方、現段階で利用金額が多いのは30~40代男性だが、今後の意向やスマホを使うことを考えると、20代をキャッシュレス化させるには有効なツールであると考えられる。