2019年05月29日 17:07

JR東日本スタートアップと、水産物の卸・小売を手がけるフーディソンは、6月11日(火)より6日間、新幹線物流を活用した鮮魚輸送の実証実験を実施する。新幹線を利用した鮮魚の輸送は上越新幹線では初めて。
実験では、利用者がショッピングサイト「ネットでエキナカ」で事前予約することなどで、佐渡沖で朝に水揚げされた生の甘エビや、三陸沿岸の塩水加工した生ウニを、品川駅構内の鮮魚店「sakana bacca エキュート品川店」で受け取ることができる。新幹線物流とフーディソンのプラットフォームを組み合わせることで、鮮度落ちが早く、生で出荷することが難しい海産物を、「獲れたて」のまま首都圏に届けることを可能にした。
なお、当該実証実験はJR東日本リテールネット、ジェイアール東日本物流の協力を得て行う。JR東日本グループではこの実験を踏まえ、鉄道会社ならではの新たな流通サービスを実現していく。