2019年05月07日 15:11

東京都中小企業振興公社は、都市防災力の向上と産業の活性化を図ることを目的とする「先進的防災技術実用化支援事業」の申請予約を、6月7日まで実施する。
地震などの自然災害や大規模な事故災害の脅威に晒されている東京では、都市防災力の向上に向け、多様かつ優れた防災製品等が広く社会に普及していくことが欠かせない。本助成事業では、都市防災力の向上と産業の活性化を図ることを目的に、都内事業者が自社で開発した、都市防災力を高める優れた技術・製品・試作品の改良・実用化に要する費用の一部を助成する。
助成内容は、技術・製品等の改良・実用化に要する費用の3分の2以内、最大1000万円。2018年度は申請48件に対して28件が採択されており、採択率は58%と他事業と比べ高くなっている。希望者には、普及促進のため更に、展示会出展・広告費や、先導的ユーザーへの導入に要する経費の一部(最大350万円)を助成する。