2019年03月22日 17:15

中国・小売業No.1の大手EC&小売インフラカンパニー「京東集団(ジンドンしゅうだん)」は、3月11日(月)、世界で初めて10秒で2,000件の商品バーコードを読み取れるマシンビジョンシステム「秒収(ミョウシュウ)」の運用を開始した。
これまでの入庫プロセスでは、人手でバーコードリーダーを使用し、商品に付けられたバーコードを一つひとつスキャンしていた。また、配列が密な上、バーコードのサイズが小さく様々な種類が混在しているため、スキャンミスの発生などが課題となっていた。「秒収」は、高度なアルゴリズムとマシンビジョン技術により、画像の解読・修正・識別を行い、同時にコードの読み取り・情報の収集・倉庫への入庫・貨物の分類など複数の作業プロセスを完了させ、作業プロセスの完全なスマート化・自動化を実現する。
同システムの導入により、商品入庫時における大量のバーコード読み取りと情報収集、自主デバッグが実現し、従来の手作業と比較すると10倍以上の効率改善が可能になる。