2018年09月07日 13:05

日本観光振興協会では、観光地域づくりに資するマーケティングツール「観光予報プラットフォーム」データから、現時点で倉敷市や広島市の宿泊実績や、現状の予約状況にみる宿泊予測の分析を紹介した。
広島市では、豪雨が発生後、7月7日(土)以降において宿泊者数が2017年比で大きく割り込んでいたが、1週間後の7月14日(土)以降は、前年比と同水準で推移。8月のお盆前後においては前年度を上回る宿泊需要が見込まれ、それ以降は、比較対象として災害のなかった東京都と同様、徐々に2017年実績値と予測地が乖離する傾向にある。
市内に被災地を抱える倉敷市では、豪雨が発生した7月5日以降、宿泊者数は、前年を大きく割り込んでいるが、お盆以降は、概ね前年比と同水準の宿泊需要があるものと予測されている。一方、岡山市においては、8月以降においては、第1週の休日前に前年を大きく上回る需要が見込まれ、お盆前後においては、前年と同水準の宿泊需要が見込まれている。詳しくはこちら。