2018年03月05日 15:20

キヤノンは、ビデオ管理ソフトウエア「XProtect(R)」に組み込むアプリケーションとして、「Moving Object Mask for Milestone XProtect Version 1.0」を、4月9日に発売する。

新製品は、個人が特定できないように映像内の動く人物などをシルエット表示するソフトウエア。映像には個人を特定できる情報が含まれることが多いため、シルエット表示によりプライバシーに配慮することで、映像活用のシーンが広がる。レストランや会議室など共有スペースのネットワークカメラ映像に映る人物をシルエット表示することで、プライバシーに配慮しながら空席状況や混み具合などをモニタリングできる。

また、シルエット表示した駅やバス・タクシー乗り場の映像を配信することで、利用者が事前に混雑状況や行列待ちの長さなどを確認でき、顧客サービスの強化につなげることも。シルエット表示する領域を映像内から複数指定することも可能となっている。