2017年11月22日 09:31

國學院大學と日本プロ野球選手会は、11月21日に「セカンドキャリア特別選考入試」に関する協定を締結した。
「セカンドキャリア特別選考入試」は、元プロ野球選手を対象として國學院大學人間開発学部健康体育学科への入学金と年間学費相当額の奨学金を給付する制度。初年度は、2018年2月に入試を行い、2018年4月に入学する。11月21日、この締結式が國學院大學渋谷キャンパスにおいて開催され、日本プロ野球選手会理事長で中日ドラゴンズ選手の大島洋平さんと國學院大學学長の赤井益久さんがそれぞれ協定書に調印した。
日本プロ野球選手会が、引退選手のセカンドキャリアのために大学と教育に関する協定を締結するのは初の試み。今回は、プロ野球選手の健全なキャリア形成を支援したいと考える選手会と、大学の知をもって健やかな社会の創造に寄与したいと考える國學院大學の考えが共鳴し、協定の締結に至った。