2017年10月10日 11:36

マクロミルでは、東京23区内の企業で働く正社員1,000名に、基本労働時間に残業時間を含めた1日の総労働時間(休憩時間を除く)について調査を実施した。

その結果、最多は「8時間以上~9時間未満」で39%、次いで「8時間未満」が24%。1日の平均労働時間は8.9時間で、「残業ほぼなし」の会社員は24%だった。現在の労働時間に対する満足度をたずねたところ、「満足(とても満足+やや満足の合計)」が43%、「不満(とても不満+やや不満の合計)」が26%で、満足している人の方が多かった。また、現在より労働時間を増やしたいか、減らしたいかたずねると、最多は「今のままで良い」49%で、約半数が現状維持を希望していた。

企業による労働時間軽減施策については実施率は66%で、主な取り組みは「ノー残業デー」37%、「残業時間の上限設定」29%、「残業の事前申請」25%など。話題の「プレミアムフライデーの実施」「リモートワークの導入」「就業時間になったら自動消灯」などは10%以下にとどまった。詳しくはこちら