2025年10月21日 09:01

YOUON JAPANは、開発・展開する「水素アシスト自転車」が、国内で初めて型式認定を取得し、成績審査において合格した。
今回の認定合格は、日本における水素モビリティ製品の歴史的な第一歩であり、次世代エネルギーの社会実装に向けた重要な節目となる。
水素は、排出物が水のみという極めてクリーンな特性を持ち、持続可能なエネルギーとして注目を集めている。今回の認定を通じ、従来は産業・研究用途にとどまっていた水素利用が、通勤・通学・買い物など日常の移動手段へと拡大する道が開かれた。YOUON JAPANは、身近なモビリティを通じて水素社会を「生活の中」に浸透させることで、低炭素社会の実現とエネルギー多様化に貢献していく。
水素アシスト自転車の主な特徴は、「クリーンエネルギー駆動」。水素と空気中の酸素を化学反応させて発電。二酸化炭素を一切排出せず、排出は「水」のみとなる。小型水素カートリッジを採用し、安全かつ簡単に交換可能。2025年大阪・関西万博では、会場スタッフの移動用モビリティとして採用され、環境配慮型交通の象徴的存在に。また、自動車代替や短距離移動の脱炭素化を促進し、都市のカーボンニュートラル実現に寄与する。
製品名:24型水素燃料後輪駆動電動アシスト自転車「U200」の認定日は10月3日。型式認定番号:交N25-92 / 交A25-86。