2025年10月06日 15:51

富士薬品は、10月6日、埼玉県北本市の地域活性化及び市民サービスの向上を目的に、北本市と包括連携協定を締結した。それぞれの資源を有効に活用した協働による活動を推進し、地域の一層の活性化及び市民サービスの向上に向けた取り組みを推進する。
本連携協定のもと、富士薬品は、配置薬・ドラッグストアの事業活動を通じて北本市と協働。災害発生時には、医薬品などの応急生活物資の無償かつ優先での提供や、近隣の配置薬営業所と連携した支援網による、災害物資の提供を行う。また、平常時においては防災・災害対策情報の発信を実施していく。具体的には配置薬の特性を生かし、営業員が訪問した際に対面にて実施するほか、配置の契約者向けの公式LINEを活用して実施する。
また、厚生労働省の定めにより、配置薬販売の営業員は原則として、登録販売者の資格を有している。この専門知識を生かして、一般用医薬品(OTC医薬品)の適正使用の啓発を行うほか、市営イベントへの参加、健康情報に関するチラシの配布などを実施することにより、地域住民のセルフメディケーションを支援していく。
さらに、訪問した際にチラシや動画を活用し、風邪や乾燥予防など季節にあわせた事故・病気予防の啓発や、生活習慣の改善、健康寿命の延伸など、健康に関する情報提供を行う。また営業員は高齢者への積極的な声かけや、日々の活動を通じて異変がないかを見守り、異変を発見した際には、北本市へと報告する。