2025年09月29日 09:26

農情人が運営するMetagri研究所は、「Metagri事業創造インターン」2025年秋のインターンシップ生公募を開始した。
Metagri研究所は、キーワード「農業×新技術」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティ。2022年3月より活動をスタートし、9月現在では1200名以上が参加している。失敗を恐れずに、新たな社会実験に取り組む姿勢を大切にしたいという意味を込めて「研究所」としている。
日本の農業を支える人々の平均年齢は69.2歳。実に、その約8割が65歳以上。世界に誇る匠の技が、担い手不足によって、10年後には失われてしまうかもしれない――これが、私たちが直面する「超高齢化」という現実だ。一方で、世界のAI活用レースでは、日本の利用率は26.7%。中国(81.2%)や米国(68.8%)、ドイツ(59.2%)に大きく水をあけられている。特に農業分野では、「使い方がわからない」というデジタル技術への心理的な壁が根強く、AIが持つ生産性向上の可能性を全く活かしきれていない。
Metagri研究所のインターンシップは、この課題を「面白く」解決するための実践道場。2年間で延べ20名以上のインターン生が参画し、累計10件を超える新プロジェクトを実現。日本の農業や地方が直面する深刻な課題を、AIやweb3、メタバースなどの先端技術で解決する、挑戦意欲に溢れた高校生・大学生を募集する。
応募締切は11月30日。