2025年09月05日 19:24

ユニフォームパートナーであるデンマークのスポーツブランド「hummel(ヒュンメル)」とツエーゲン金沢は、ホームタウンエリアの聴覚障がい者支援に繋げる手話シャツを発表した。

ツエーゲン金沢は、ブラインドサッカーチーム「ツエーゲン金沢BFC」を立ち上げ、視覚障がい者とサッカー観戦を楽しむ「Future Challenge Project」を2021年より実施している。またフードドライブの開催など、地域課題の解決に自治体やパートナー企業などと取り組んでおり、今回その一環として手話シャツプロジェクトに参加した。

聴覚障がい者が参加するデフスポーツでは、笛やスターターピストルの替わりに、視覚的に情報を補っている。陸上やサッカー、ラグビーでは審判が旗を使用して、音に頼れない選手の合図としている。今回発表する手話シャツでは、その旗を重ね合わせデザインのベースにした。スポーツの応援でも使われるフラッグは、気持ちをひとつにまとめるツールでもあり、今回、「心の旗を振ろう」をテーマに、旗が揺らめき、心が解き放たれるようなイメージで仕上げた

明治安田J3リーグ第36節11月16日開催の、栃木SC戦のウォーミングアップ時などで選手が着用する。これに先駆けて、9月5日18時~9月23日までの期間、ツエーゲン金沢公式オンラインショップ限定で予約を受け付ける。販売価格8800円(税込)。

購入はツエーゲン金沢オフィシャルオンラインショップへ。