2025年09月03日 19:45

大和自動車交通は、トヨタ自動車が開発した最新の燃料電池自動車「クラウンFCEV」をタクシーとして新たに導入し、9月3日から主に東京都内で試験営業を開始する。日本で唯一の東証上場タクシー会社として、環境に配慮した次世代モビリティの導入を試験営業から推進し、持続可能な社会の実現に貢献していく。

大和自動車交通は1939年の創立以来、経営理念「和の精神」を掲げ、東京の公共交通を支えてきた。その「和の精神」のひとつに「環境との和」があり、地域や社会、自然との調和を大切にする姿勢を企業活動の根幹としている。現在、気候変動への対応やカーボンニュートラル社会の実現が喫緊の課題となる中、環境に優しい車両の導入は、この理念の実践であると同時に、企業の社会的責任(CSR)を果たす取り組みであり、株主・投資家の皆さまからの信頼を高める重要な取り組みと考えている。

「クラウン FCEV」は走行時にCO₂や排気ガスを一切排出せず、水のみを排出するクリーンな車両。高級セダンならではの快適性と静粛性を兼ね備え、移動をより豊かにする。

9月3日より、タクシー配車アプリ「S.RIDE」から、水素タクシーを選択して注文できる。電動リクライニング機能やマッサージ機能など、快適性を高める装備も充実しており、上質な移動体験を楽しめる。

タクシーアプリ「S.RIDE」画面右上の「TOKYO H2」のアイコンをタップし、限定車両「水素タクシー」を選択することで、水素タクシーを注文できる。

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