2025年09月03日 19:37

CEメディアハウスは、50代になって初めて自分を優先した住まいと暮らし方を手に入れた女性が書いた「53歳からのシンプルモダンな暮らし」を、8月29日に発売した。

著者のTajiさんは、実家の美容室を23歳で継いで一家の大黒柱として働きながら、結婚、出産、子育てに追われる日々を送ってきた。53歳のときに実母と息子が暮らす母屋を出て、隣地に自分だけが住む家を建てた。

「私は思い切って自分を優先する暮らしを手に入れたら、周りにも優しくできる余裕が生まれました。家族と少し距離を取って暮らすことにより、かえってよかったな~と思うことも多く、毎朝目が覚めるといまでも「夢が叶い、幸せだ」と実感している。どうか、どうか、少しわがままをして、ほんの少しでもいい、自分を優先してください。」とTajiさん。

大家族で住んでいた母屋はものが多く、生活感があふれていた。一方で、50代になってくると、自分の生き方や考え方、好きなものが確立してくる年頃。Tajiさんは、ふと自分の置かれている現状と、どんどん古くなっていく母屋を見て、「こんなはずじゃなかった。これからここで我慢しながら過ごすのか?」と憂鬱な日々を送っていたそう。「(自分だけの家を手に入れた今)自分の思い通りに過ごせる場所ができたことで、女性にとって自分が好きなものに囲まれ、満足のいく心安らぐ空間があるのはとても重要なことだと実感しました。」と語る。

53歳からのシンプルモダンな暮らし」は1760円(税込)。8月29日発売。