2025年09月02日 19:40

クリエイティブ集団・PARTYは、実際の植物を使わずに「緑」を届ける、全く新しい壁面緑化システム「MIRROR GREEN(ミラーグリーン)」を開発した。

特殊なミラーと背面のLEDディスプレイによる構造を採用しており、まるで窓越しに植物を眺めているかのような視覚体験を生み出す。ミラーには周囲の景色や人の姿がうっすらと映り込み、その奥に、青々と茂る葉が浮かび上がる。植物がそこに存在しているかのように感じられ、平面でありながら、奥行きと湿度をともなった立体的な緑の風景が空間に現れる。

水やりも、日光も、剪定も不要。設置場所を選ばず、維持管理の負担も最小限に。さらに、生成AIを活用することで、演出の企画・更新すら手間をかけずに実現できる。これまで緑化が難しかった場所にも、MIRROR GREENが空間に潤いとやすらぎをもたらすことが可能に。

また、プラスチック製の観葉植物や人工芝など、一般的な「フェイクグリーン」は変化しない装飾だが、MIRROR GREENは映像やAIによって常に姿を変え、空間や環境と呼応し続ける動的な存在。変化し続けることで、常に新鮮な風景をつくり出す。

第一弾は、KDDIとローソンが手がける「Real×Tech LAWSON」ローソン高輪ゲートウェイシティ店で採用。最先端の空間に、新しい緑の表現が加えられている。