2025年09月02日 12:48

京都研究所は、ものづくりを通じて日本各地の伝統素材の技術や風土を実践的に学ぶ新プログラム「Fieldwork Club(フィールドワーククラブ)」のメンバー登録受付を9月1日より開始する。
京都研究所は、日本の伝統的な素材、技術、風土に関する研究と教育活動を行う独立研究機関。「Fieldwork Club」は、オンラインを中心としながらも京都での対面交流を交え、国内外のメンバーと共に伝統素材を基盤としたものづくりに挑戦する取り組み。参加者は、米・竹・麻・海藻といった日本の資源が、和紙、麹、土壁などへと姿を変え、衣食住の基盤を築いてきた歴史を学び、そこから未来の暮らしに役立つヒントを見出す。研究、実験、デザインを通じて、文化と環境を尊重しながら現代のニーズに応える形をメンバーと共に生み出していきたいと考えている。
「Fieldwork Club」は、自由進度学習の週一動画レッスン、ワークブック教材、隔月のライブオンラインセッション、そして年2回に京都で開催されるリアルフィールドワーク・デーで構成される。初回のケーススタディ(10月1日〜2026年3月31日)は「和装から学ぶ現代のワークウェア」。素材、機能性、デザインという視点から、職人や研究者と協働しながら新しいワークウェアを共同開発する。
メンバープランは、サポーターメンバー:月額5000円 / 半期2万5000円、クラブメンバー:半期6万円。プログラムは10月1日に正式スタート。9月1日よりサブスク登録を開始(9月30日まで登録した人は、特別初期価格で今後も参加可能)。