2025年09月01日 09:09

春喜は、9月7日にツゲタ薬局(室蘭市)にて40代から始めるフレイル予防をテーマにした「歩き方講習」と、足裏に貼るだけで重心バランスを整える「ビーレジシート」の体験会を同時開催する。
健康と要介護の間にある虚弱状態=「フレイル」に着目し、筋力やバランス能力の低下が始まる40代からの対策として、正しい歩行技術の習得と日常生活で無理なく姿勢を整える「ビーレジシート」を活用した新たな予防習慣を提案する。
日本は世界最速で高齢化が進行し、2025年現在、約3.4人に1人が65歳以上となっている。今年、団塊の世代が全て75歳以上となり、5人に1人が後期高齢者という超高齢化社会の真っ只中にいる。健康寿命の延伸が国家的課題となる中、「歩けること」が自立した生活の基盤となる。フレイル(虚弱状態)とは、健康と要介護の間にある状態で、適切な対策により健康状態への回復が可能。実際に、筋力やバランス能力の低下は40代から緩やかに始まっており、自覚症状のないまま「プレ・フレイル」状態に移行する人が多いのが現状だ。
悪い習慣の蓄積が関節や筋肉に負担をかけていき、歩行不安がでるリスクがある。フレイル予防には「栄養・運動・社会参加」の3要素が必要だが、「運動」と「社会参加」はいずれも「歩けること」が前提条件となる。
「歩き方講習」と「ビーレジシート」の体験会は、9月7日開催。会場はツゲタ薬局(室蘭市)。